月経カップのブランドとサイズの選び方
月経カップのブランドはいろいろあります。
また、体も人それぞれ。
どうやってカップを選べばいいのか紹介します。
月経カップは体の中に入れるものです。
あまりにも安い商品は壊れやすく、素材が怪しい、など問題があるかもしれないので気を付けましょう。
ノックオフ品ではなく、ちゃんとしたブランドがおすすめです。
子宮口の位置をチェック
子宮口・子宮頸部(cervix)の位置を確認して、カップの長さから商品を選びます。
生理のときは位置が変わることもあるので注意です。
指を入れてみましょう。
入れると、真ん中が窪んでる丸い石(うまく言えない)ようなものがあります。
これが子宮頸部(cervix)、いわば子宮の入口です。
中指、もしくは人差し指を入れて子宮口が
触れない、指が根元まで入る→高い
なんでも使えます。
カップが小さすぎると奥に入り出すとき大変かもしれません。
ちょうど触れる→中
なんでも使えます。
指が第二関節まで入る→低
第二関節まで完全に入らなければ、
指が第一関節まで入る→とても低い
使えるのは小さなカップに限られます。
長さがないものを選びましょう。
私の場合、第一関節と第二関節の真ん中の位置まで入り、低めです。
をステムを切った状態で使っています。
比較表を確認してから決めましょう。
商品サイズの選び方
ブランドごとに商品のサイズがあります。
小→30歳以下、出産経験なし、経血量が少ない女性
大→30歳以上、出産経験あり、経血量が多い女性
が一般的です。
「12時間入れっぱなしでいいし、楽がしたい!」
という人は、経血量から選ぶのもアリです。
タンポンや生理ナプキンを、
2時間以内に交換しないといっぱい、という人は経血量が多いので大きいサイズ
3時間以上で交換、であれば小さいサイズ
サイズ表で確認しながら選びましょう。
大と小で直径が3㎜しか違わないカップもあれば、5㎜も違うものもあります。
ルネットのように小さい方が柔らかい場合があります。
カップの硬さと柔らかさ
硬いカップ、柔らかいカップ、それぞれ特徴がありますが、以下の点は個人差ありです。
必ずそうなる、というわけではありません。
柔らかいカップ
メリット
出し入れが楽、痛くない、生理痛のときも使える
デメリット
体の中で開きにくい、
括約筋が強いとカップを潰してしまう
漏れやすい
硬めのカップ
メリット
体の中で開きやすい、スポーツも安心、漏れにくい
デメリット
膀胱が敏感な場合、圧迫されトイレが近くなる
出し入れが難しい
性交経験がない女性には痛いかもしれない
ヨガ、ピラティス、ダンスなども含め運動する、という人は比較的、括約筋が強いのでとても柔らかいカップ(メルーナソフト・クラッシック)は危険かもしれません。
膀胱が敏感な場合、フチが厚いと膀胱が圧迫され尿意を感じやすくなります。
私の場合スクーンカップを使用し始めたころ、フチの厚さから常にトイレに行きたい感覚が続きました。ただ、今では慣れたのか不自由なく使えるようになりました。
迷ったら個人的には柔らかい方がおすすめ!
子宮口の位置 サイズ(大小) カップの硬さ柔らかさ
の3点を念頭に選びましょう。