痛くない月経カップのつけ方、外し方
月経カップを無理矢理引っ張って取り出そうとすると、とても痛い。
吸い付いて取れないし、カップが大きくて穴が痛い。
「月経カップ痛いし、使うのやめようかな」と悩んでる方。
一度この方法で試してみてください。
意外なことに膣の中は神経が少ないそうです。
出し入れする際どこが痛いのかというと、尿道と外陰部(膣の周り)です。
つけ方
まずはリラックスする。
体が温かく、ほぐれているお風呂上がりの状態がベスト。
挿入するときは、先端の面積を小さくする。
なので、よく耳にする「Cフォールド」より「パンチダウン」がおすすめ。
「パンチダウンは幅があって無理」という場合はダイヤモンドかラビア折り。
水性のローションを使う。
ローションは他に油性、シリコン性のものがありますが、これらはカップを傷つけてしまうので、水性を使ってください。
塗りすぎると、滑るので反対に手こずります。
塗るのは、上部と側面一つ(青線部)で十分です。
直立よりは、便座に片足を置く、しゃがむ、和式トイレの体勢が入れやすいです。
タンポンを挿入する体勢と同じです。
外し方
慣れるまで経血をこぼさずに、とはいかないのでトイレかお風呂場でやりましょう。
入れるときと同様に便座に片足をのせる、しゃがむ、または和式トイレの体勢で力みます。
まず、月経カップの先端が見えるくらいまで引っ張る。
人差し指を入れて、カップを潰し空気を入れます。
指の周りにカップを巻き付け、Cフォールドのような形にして取り出します。
あとは空にするだけ。
上を潰し、尿道を避けることで痛みを軽減できます。
月経カップが出てこない、見つからない
万が一「見つからない!」となっても焦らないように。
子宮口より上にいくことはありません。
まずは落ち着きましょう。パニック状態ではうまくいきません。
便座に片足をのせる、もしくは和式トイレの体勢で力みます。
少し下がるので、指を入れてステムを少しずつ引っ張りましょう。
それでも見つからない場合。
煮沸したスプーンを使います。
スプーンでカップに触れることができれば、カップがどの辺にあるかも分かり安心できると思います。
我が家のスプーンは持ち手の部分がひっかけやすかったので、持ち手側を使いました。
持ち手の方ではうまくいかない場合、反対側も使えます。
子宮口が高く、毎回取り出すのが一苦労という方。
メルーナのリングステムタイプ、にデンタルフロスを通して、タンポンの紐のようにして使うと便利です。